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第1回 予防接種を受けた方がいいですか
第2回 麻疹(はしか)
第3回 インフルエンザ
第4回 水痘
第5回 風疹(1)
また、妊婦に対しては、次のようなことを指示しておくことが大切である。
妊娠している人は麻疹の流行に注意し、人混みに出るときにはマスクをするなどの注意を払う。
麻疹が疑われる場合は医療機関に受診し、アドバイスを受ける。麻疹では、最初は風邪症状に続いて発熱と発疹がみられたら放置しないで医療関係に受診する。
未だ麻疹にかかっていない妊婦は、すなわち麻疹の抗体を持っていない妊婦は出産後、退院までにあるいは産後早期に麻疹ワクチンの接種を受ける。
ここまでが引用です。妊婦さんの麻疹感染が怖いこともご理解いただけたと思います。
麻疹の流行について、補足しておきます。麻疹は平成13年に過去10年間最大の流行を記録しました。その後、小児科学会、厚生科学省などによる予防接種受診のキャンペーンのかいもあってか、14年からは発生率が低下しています。15年1月から2月にかけても、さらに発生が低下しています。ただし、福島県、宮崎県などでは、全国平均の10倍以上の局所的流行があります。埼玉県、千葉県でも全国平均を3倍上回っているので、関東地方もやはり要注意です。日母医報の記事の執筆時期は平成13年と推察されます。
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