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第1回 予防接種を受けた方がいいですか
第2回 麻疹(はしか)
第3回 インフルエンザ
第4回 水痘
第5回 風疹(1)
接種時期は流行時期をかんがみて、11月上旬以降12月中旬までに第1回の接種を済ませておくことをおすすめします。米国の基準を参考にして、接種時点で妊娠15週を過ぎていることを条件にします。
接種回数は1回または2回です。近年インフルエンザに罹患したかた、および、昨年インフルエンザの予防接種を受けたかたは、1回接種でもよい可能性が高いです。2回の接種を受ける場合、1〜4週間後にお受けください。
最後にご参考までに、妊婦に対するインフルエンザワクチン接種に関する厚生労働省および米国CDCの見解をご紹介します。
Q.18:妊婦はインフルエンザの予防接種を受けることができるでしょうか?
インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンであり、胎児に影響を与えるとは考えられていないので妊婦は接種不適当者には含まれません。しかし、妊婦又は妊娠している可能性の高い女性に対してインフルエンザワクチン接種をしたという国内での調査成績はまだ十分に集積されていないので、現段階では予防接種によって得る利益が不明の危険性を上回るという認識が得られた場合に接種を行う、ということが適切でしょう。
米国の報告では、もし接種するなら妊娠のごく初期(妊娠13週前後まで)を除き、行うのが望ましいとされています。今のところ妊婦に接種した場合に生ずる特別な副反応の報告はありません。
インフルエンザQ&A(平成14年11月 改訂版)
国立感染症研究所感染症情報センター
厚生労働省健康局結核感染症課
日本医師会感染症危機管理対策室
より引用
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