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あすかネット会報より
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第1回 子育てはおっぱいから
第2回 おっぱいが出るしくみ
第3回 それぞれのおっぱい
第4回 乳腺炎
第5回 おっぱいが足りない
<その1>
第6回 おっぱいが足りない
<その2>
4.どうしておっぱいの量が少ないの?
最後になりますが、どうしておっぱいの湧く量が少ないということが起こるのでしょうか。大きなおっぱいの方が、小さなおっぱいよりも湧く量が多い傾向があるとはいえ、単純に、大きさなどの形態的な理由だけではありません。小さなおっぱいでもよく出ることもあります。では、どんなことがおっぱいを出そうとするホルモンの働きを不十分にさせるのでしょうか。
以前、夫婦ゲンカの末、おっぱいが出なくなったと駆け込んできたかたがいらっしゃいました。精神的な状況がおっぱいに反映することは、しばしばあります。もともとよく出ていれば、丁寧なマッサージとお話しをよく伺うことで解決できます。
ところが、最初から湧きかたが遅かったり、少なかったりすることもあります。
こういう時は、「何を解決したらもっと湧くようになるのだろうか」と考えてしまいます。本人の気力や明日香医院でのケアだけでは解決できないこともあるのです。
それは、おそらく、皆さんを取り巻く環境を調整することです。赤ちゃんとお母さんがゆっくりと向き合って授乳できる環境、なにも心配しないでそのことだけに専念できる環境が必要です。けれど、現代社会ではそれが整えられることはときに難しいようです。
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自然なお産とおっぱいをめざして
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